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【種別】 霊装 【元ネタ】 Wikipedia - イシス Wikipedia - デーメーテール 【初出】 新約20巻 【解説】 『神威混淆』・全五種の内、唯一本来の使い方で発動された一品。 発動前は純金とダイヤでできたバラの装飾品の形状をしており、宿主を求めて金属質の触手を伸ばして移動する。 フリーの運び屋として雇われたオリアナによって大英博物館に運び込まれた。 発動後は宿主をオリーブの枝、指に絡まる純金の糸をブドウの蔦に見立て、純金の糸の回転回数と回転方向を変圧器(トランス)に見立てて攻撃を行う。宿主の軸を右5周とし、そこからズレていく程に攻撃力が生じる。 主に巨大極まる極彩色の食虫植物による攻撃や、撃墜術式にも耐えうる飛行等を行い、 大型トラックすら丸呑みしかねないハエトリソウ、巨大な戦艦すら紙粘土のように抉り取るモウセンゴケ、 コンクリートや鉄骨をも溶かすウツボカズラ、トンネルを丸ごと覆うムシトリスミレなどなど、 10や20では効かない数多くの植物を操り、その一撃一撃が 数キロ離れたクロウリーズ・ハザードを50〜100体ほどすり潰すという恐ろしい火力を持つ。 さらに地球2周分とも言われるロンドンの地下鉄網全域に一瞬で食虫植物と耳目になる雑草を張り巡らせ、 自由自在に『砲台』が顔を出す死の森と化させるなど、増殖力も凄まじい。 幻想殺しであれば触れるだけで枯れて萎れるものの、 イシス=デメーテルは指一本を右に一周回すだけで十二分の凶悪な植物を張り巡らせるため、影響力には何ら変化はない。 作中ではオルソラ=アクィナスを宿主として起動した後、 クロウリーキラーとしての役割を存分に発揮して銀髪少女のアレイスターに重傷を負わせたが、 『神威混淆』の特性に気付き、オルソラ本来の慈善精神に訴えかけて説得を試みた上条によって引きはがされる。 その後アレイスターを取り込もうとしたものの失敗。 上条の幻想殺し・アレイスターの霊的蹴たぐりで大きく損傷し、 最終的に、正気を取り戻したオルソラによってコンクリートの破片で叩き潰された。
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ガイドブック&チュートリアル Wikipediaって何?という方は、ガイドブックに目を通してください。 ウィキペディアガイドブック どうやって編集すればいいんだ?という方はチュートリアルに目をとおしてください。 チュートリアル 論文執筆訓練を受けた方々へ 論文執筆との違いの観点から、Wikipediaの方針およびガイドラインの重要そうな記事を抜き出しました。お時間がある人はどうぞ。 まずは、Wikipediaの基本方針について理解しましょう。 Wikipedia 五本の柱 Wikipedia 中立的な観点 基本的に事実のみを書いてください。意見を書く場合は、その意見への反論も併記しないといけません。特に疑似科学についての項の熟読が必要です。 Wikipedia 検証可能性 検証可能性の項目については論文執筆訓練を受けた方にとって特に問題ないはずです。事実を裏付ける資料として使ってよいものの基準は学術論文の参考文献に使ってよいものと同等の基準です。 Wikipedia 独自研究は載せない この項目がWikipediaの記事執筆で一番難しいものです。論文とは相異なります。 独自研究と見なされるものは、査読のある学術雑誌で公表されていない、あるいは、評判の良い報道媒体で発表されていない事柄をwikipediaの記事として書く場合は、すべて「独自研究」と見なされるようです。 一方で、”なお、現存する一次資料や二次資料から情報を集めて整理する調査は、もちろん強く奨励されています。そうした記述は「独自の研究」には当たりません―それは「情報源に基づいた調査」であり、百科事典の執筆の基本です。”とのことです。 Wikipedia ウィキペディアは何ではないかは必読です。特に同記事内のウィキペディアはマニュアル、ガイドブック、教科書、学術雑誌ではありませんは、今回の企画において重要なポイントです。How to を書くことを目的とする場合は、マニュアル、ガイドブック、教科書とみなされる可能性があります。 Wikpediaに載せた文章、図、表などはすべて再利用可能になりますので著作権に注意する必要があります。 Wikipedia 著作権 Wikipedia 翻訳のガイドライン 他国語版Wikipediaの翻訳にも一定のルールがありますので翻訳を検討する方は必ず目を通してください Wikipedia 原典のコピーはしない Wikipedia 自著作物の持ち込み また、Wikipedia 自分自身の記事をつくらないからすると、自分が著者の発表済み査読論文や本をベースに記事を書かない方が無難なようです。今回の目的は、自分の分野における常識を書くことですので、あまりそういうことはないと思いますが気をつけてください。 ライセンスを確認したうえで、このページのウィキペディアへの転載を許諾する。
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【種別】 霊装 【元ネタ】 Wikipedia - 明王 【初出】 新約七巻 【解説】 密教系魔術師、梅咲優雅が持ち込んだ霊装。 ジェラルミンケースに収まる程度のサイズの護摩壇で、 アウトドア用のテーブルのように折り畳んで小さく出来る構造になっている。 本来の護摩壇が使用者本人の精神に干渉する霊装であるのに対し、 『明王の壇』は使用者以外の「他人」の精神に干渉する目的で作られている。 一度発動すれば壇から周囲五キロ圏の人間の知識や技術を強引に丸ごと削り取り、 それらを我が物とする事が出来る。 この霊装の影響を受けるのは、科学的に言えばシナプスや自律神経を破壊するに等しく、 二本足で歩くことはおろか呼吸の仕方や心臓の動かし方まで壊されてしまう。 いつのまにか『学舎の園』に箱詰めされて送りつけられた上条当麻は、 土御門元春から事情を聴き、梅咲の暴挙を止めるために奔走することになった。 しかし、成り行きで協力体制を取っていた食蜂操祈から、 「その情報は本当に正しいのか?」と疑問を投げかけられたことで、違和感が露呈。 結果、そのような魔術師の侵入事件は起こっておらず、 上条を足止めしたかった土御門の策略だと判明している。
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【種別】 霊装 【元ネタ】 トールが腹に着けていたという帯。 Wikipedia - メギンギョルズ 【初出】 新約六巻 【解説】 トールが所有している霊装。 黄色と紫色のベルト二本を、二頭のヤギの頭を模したシルバーブローチでピン留めした見た目。 効果はトールに「聖人」並の怪力を与えるというもの。 使用した際は幹線道路を素手で持ち上げ15mほど投げ飛ばした。 ただし「力」は出せるがそれを「速度」に変換できないため、高速移動などには使えない。
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【種別】 魔術結社 【元ネタ】 Wikipedia - 占星術 【初出】 十六巻 【解説】 十字教系の魔術結社。主な活動地域はロシア。 他者から相談を聞き、状況に合わせてこっそり魔術を発動する、といった活動を行っていた。 全盛期においては国中の人達に頼られ、 ゆっくりとロシア全土を廻るような生活をしていたらしい。 だがそれが逆恨みを買ったのか、 ロシア成教の一部門に追っ手をかけられ国外逃亡を余儀なくされる。 彼らは永久凍土の中で追い詰められたが、 ウィリアム=オルウェルが助力に現れたことで無事に逃げ切ることが出来た。 この時の戦いは「占星施術旅団援護」という名で後世にも語られ、激戦として知られている。 なお現在は組織名を変更し、脱出後の経緯や活動地域も不明だが、 やっていること自体は変わっていないらしい。 後にウィリアムと再会し、武器を求める彼にアスカロンと盾の紋章を提供した。 第三次世界大戦においては、ウィリアムへの助太刀をするためロシアに帰還。 各々が霊装を手に、戦場へ飛び込んだ。 各所を放浪していた関係で代表者の老人は顔が広く、少なくともワシリーサとは面識がある。 世界中を黄金の腕が襲撃した際は、 その培ったネットワークを生かし、フィアンマに対抗する各陣営を繋ぐ手助けを行った模様。
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登録日:2011/03/27 Sun 04 09 29 更新日:2024/03/19 Tue 17 59 56NEW! 所要時間:約 8 分で読めます ▽タグ一覧 TPOを弁えた男 とあるシリーズの登場人物 とある魔術の禁書目録 シルバークロース=アルファ 何か必殺技っぽい 接着剤ではない 整形 新入生 新約 暗部 科学サイド 駆動鎧マニア 『とある魔術の禁書目録』の登場人物。 『新入生』と呼ばれる謎の学園都市暗部組織(?)の一員。 見た目は端正な顔立ちをした青年。 駆動鎧(パワードスーツ)の操縦技術に長けており、任務の際もほぼ常に駆動鎧を着こんで行動する。 また『コレクション』と呼ばれる暗部技術の塊である様々な種類の駆動鎧を専用バンカーに数十機保有しており、 状況や作戦内容に応じてそれらの中から最適な物を選択する事をポリシーとする。 自身曰く「私はTPOを弁えて着こなす人間」とのこと。 初登場は新約一巻。 同じ『新入生』のメンバーである黒夜海鳥と共にフレメアという少女の命を狙う。 ※以下新約一巻ネタバレ その目的は黒夜同様に一方通行と浜面仕上の間にパイプを築かせて二人を殺すきっかけを作り、 彼らを排除した後に『奴ら』(魔術サイド)に対抗する為の準備をするというもの。 理由は不明だがその昔、粛正により顔を焼かれた過去を持ち、元の顔を取り戻すために任務の報酬で学園都市の技術による整形手術を繰り返していた。 しかし元の顔を取り戻した頃には、その顔を焼かれた『屈辱』により自身の『内面』が完全に醜悪な物に変質してしまったという事に気付き、 外観をどんなに取り繕っても無駄だという事を悟る。 それ以降彼は自身の外観や印象等に対して一切の執着が無くなってしまった。 彼が戦境に応じて様々な駆動鎧を着こなすスタイルに拘るのもこのエピソードに由来する。 本来、二足歩行型ではない『人の形から大きく離れた』造型を持つ駆動鎧は操縦がとても難しく、 更にその操作に慣れてしまうと駆動鎧を脱いだ際に通常の生活が出来なくなる可能性もあり、 そのためどんなに高性能であろうと二足型以外の駆動鎧が実用化や量産化される事はほとんど無い。 しかし自身の肉体に全く拘りが無いシルバークロースはこれらの問題点をものともせず、 八本足の『エネミーブラスター』を始めとした様々な異形の『コレクション』達を完全に順応して操る事が出来る。 それゆえに二本脚の駆動鎧を操る事があまり無いためか、 サポート用とはいえ二本脚型の『ビーランチャー』に乗り込んだ時には黒夜海鳥に「珍しい」と言われていた。 劇中ではその駆動鎧操縦技術を活かして黒夜海鳥と共に暗躍し、浜面と一方通行のパイプを繋ぐ事に成功、 更に『ハイウェイチーター』でフレメアを連れ去る事にも成功する。 しかし最終的には『ドラゴンライダー』に乗り込んだ浜面仕上に追い詰められ、最後の手段である駆動鎧『エマージェンシー』を起動するも敗北した。 それで出番は終わりかと思われたが、戦力外と認識された瞬間に黒夜に浜面を追い詰める為に自慢の『コレクション』を勝手に全て解放され、 更に『ファイブオーバー』のコアにされたりと結構可哀想な目にあっている。 シルバークロースの『コレクション』一覧 ライフアーマー 常にシルバークロースが着こんでいるアルマジロのような曲線で構成された小型の駆動鎧。 他の『コレクション』達のインターフェイスのような役割を持ち、これを着たまま他の駆動鎧に乗り込んで操縦する事が可能。 破壊された『ビーランチャー』から『ハイウェイチーター』に回転しながら乗り換えを行う等の機動性を持つ。 また電子的に衝撃を和らげる機能も有し、 時速500キロものスピードから飛び降りたり『ドラゴンライダー』のキックを食らっても問題無く活動可能な耐久性を見せつける。 内部には後述の最終手段『エマージェンシー』が仕込まれている。 ちなみに『ドラゴンライダー』と同系統の設計らしく、同様のマインドサポート能力を有している。 またこの『ライフアーマー』が操縦可能な駆動鎧は同様に『ドラゴンライダー』も操縦可能。 エネミーブラスター 虫のような八本足が特徴的な異形の駆動鎧で左腕には短い機関銃、右腕には長い滑空砲を搭載し、頭は無く胴体に直接カメラが付いている。 また右腕の滑空砲は様々な種類の弾に切り替え可能。 作中で初めに登場した『コレクション』で浜面達を地下街まで追い詰めた。 第三次世界大戦におけるロシアの平原等の開けた場所を想定して作られたモデルで広域電波式の標準により脅威の弾丸命中精度を誇る。 そのため劇中のような地下街等の入り組んだ場所での戦闘は苦手だが、 『八本足による見た目のインパクト』『殺さないように手加減する必要性』からあえて使用された。 ビーランチャー 情報戦に特化した機体で、他の機械の電波を傍受やケーブルによる他の機械への接続、専用ユニットである『エッジ・ビー』の操作を得意とする。 背中には12本もの鉄柱を備え、それぞれに『エッジ・ビー』を10機ずつ収納可能、更にその鉄柱そのものが高性能のアンテナとして機能する。 『エッジ・ビー』の巣である事から通称『蜂の巣』と呼ばれる。 他の『コレクション』と違って二足型であるためか、これ自身の単純な戦闘力は『コレクション』の中でかなり低い。 エッジ・ビー(ヤイバのハチ) 前述の『ビーランチャー』から発進する専用の小型ユニット。 見た目は側面にチェーンソーのような刃を備えた円盤で、内側のシャンプーハットのようなプロペラで場力を得て浮遊・飛行し、 その刃による攻撃と内蔵されたカメラの映像を『ビーランチャー』に送って情報収集を行う。 更に徹底した姿勢制御能力により多少の事ではバランスを崩さない。 更に刃の立て方で物を掴んで投擲したり、飛行能力を失ってもタイヤのように転がって突撃したり、 機能停止すると釣り針が三つ連なった金具を撒き散らしながら自爆したりと驚くべき性能を誇る。 ハイウェイチーター 後部に巨大なプロペラを備え、四本の足から『滑走補助(スリップオイル)』という液体を出しながら滑るように移動する高速移動用モデル。 この『滑走補助』は揮発性が高く追跡の証拠を残さない。 その最大時速は約800キロにも達し、フレメアを連れ去る為に使われたが、 それ以上ものスピードを持つ浜面の『ドラゴンライダー』に追い付かれてデッドヒートを行い破壊された。 ちなみに情報隠蔽のために機能停止時は自爆する。 エマージェンシー 『ライフアーマー』に仕込まれた最終手段。 他の駆動鎧と違い、繊維が蠢いて見える黒いオイルやゴムの束が人工的な筋肉を纏うように身体にまとわりつくという、 有機的・生物的なデザインをした異質の駆動鎧であり、劇中では右半身を覆うマントのような形状と称された。 その特異な性質は最早駆動鎧よりも『サイボーグ』に近い。 曰く『一定水準を超えた駆動鎧はサイボーグと変わらない特性を得る』らしい。 装着者の身体能力を大幅に向上させ、無理矢理新たな腕を生やしたり、 千切れた腕や壊れた内臓(脳含む)等を無理矢理『経由(バイパス)』する事で修繕して内部の人間の状態に関係無く戦闘を続行する鬼畜兵器。 本来は『ヤツら(魔術サイド)』に対抗するために作られた為にこのような尋常ではない性能を有している。 ファイブオーバー モデル『レールガン』 頭がドラム缶のようになった5mもの巨大なカマキリのような外見をした駆動鎧。 名前の通り、あの御坂美琴の代名詞である『超電磁砲(レールガン)』を人工的に再現・超越するためのモデルであり、 両腕のカマに搭載された分間4000発もの速度で発射される『ガトリングレールガン』は破壊力だけなら既に本家を上回っている。 (ただしその他応用力を含めた総合的な戦力は本家が上)。 その攻撃力により破壊し尽くされた荒れ地を渡るために虫の羽ばたきを更に発展させた飛行能力を有し、暴風の中でさえそのバランスを崩す事は無い。 また強力なセンサー機能を搭載し壁の内側に隠れる敵すらも正確に捕捉し撃破する。 シルバークロース秘蔵切り札で、あのレベル5が元となっただけあり『コレクション』内の純粋な戦闘力は最強と言える。 他の駆動鎧と違って完全な自動制御は出来ず、純粋な人間の脳を演算用のコアとして要求する。 更に言えば搭乗者の脳のシナプスさえ生きていれば搭乗者の意識は無くとも稼働可能。 ただしその場合は機械特有の単調な動きとなり繊細な任務遂行には向かない。 劇中では気絶したシルバークロースをコアとしてホテルに立て籠る浜面達を始末するために投入されたが浜面の気転により撃破される。 更に『ドラゴンライダー』を着た浜面により逆に操縦され黒夜海鳥を撃破するきっかけを作った。 『前にも言っただろう。私はTPOを弁えて追記修正する男だと』 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 姫神より影薄い? -- 名無しさん (2013-08-08 22 59 21) 相方は新参の割に出番あんのにな・・・ -- 名無しさん (2013-11-11 09 28 19) 学園都市ってあともう10年ぐらいほっといたら『ヴァンキッシュ』のARスーツとか造れそうだよね。こいつが使ってるのはなんか大型化の道進んでるけど -- 名無しさん (2014-01-08 00 34 42) ↑zzガンダム然り、多機能になるにつれて巨大化するのはメカのジレンマだと思う -- 名無しさん (2016-02-10 22 34 23) 名前 コメント
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【種別】 霊装 【元ネタ】 Wikipedia-アラクネー 【初出】 新約22巻リバース 【解説】 近衛侍女が装備する、8本のアーム型の霊装。蜘蛛の脚のような節くれだった関節を持ち、塗料とニスを何重にも塗ったかのような光沢ある木の輝きを放っている。 8本の脚を「機織り機」と表現されるほど高速に動かし、一本の糸、一枚の布から瞬く間に服を編み上げる。 本来は前線基地で破断した鎧や僧服を修繕して、騎士や僧兵を戦場へ叩き返すためのものである。 同タイプの霊装として、ワルキュリア・スワン三式やハベトロット二式がある。
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【種別】 人名 【初出】 十五巻 【CV】 林 大地 【解説】 暗部組織『メンバー』所属の青年。高校生。 学校では人当たりのいい好青年を演じているが、本性は腹黒く、他人を「駒」として見下している。 極めて自己中心的な性格で、人の信頼や繋がりといったものを蔑む。 自分の同僚も(暗部としては妥当だが)信用しておらず、 自らの手柄を横取りされないように単独行動することが多い。 担当は安全地帯から全体を眺め、サポートや指示を行う指揮官的役割。 情報を収集・分析して綿密な作戦を練るが、 不確定情報に惑わされたりと自身の分析力を過信している部分も見受けられる。 本人は無能力者であり戦闘技術もないため基本的に表立っては戦わないが、 有事の際は博士から貸与されたロボットを操縦する形で戦闘を行う。 また、人を目的に誘導するための話術にも長けている。 大覇星祭では何者かから「御坂美琴に遅効性の麻酔を打ち込む」よう依頼を受け、 バルーンハンターを利用し、蚊を模したロボットを使って任務を遂行した。 しかし実際に打ち込まれたのは美琴本人ではなく、偶発的なアクシデントによって入れ替わっていた妹の方であった。 競技にも勝利するが、馬場自身は勝敗にさして興味を持っていない様子である。 その後も妹達確保のため暗躍し、大能力者の婚后光子をナノデバイスを使った奇襲で撃破してみせたが、 泡浮万彬と湾内絹保の二人を侮り、能力を見誤ったためロボットもナノデバイスも失い敗北。 敗北の屈辱から後先考えずにT MTを起動し二人への復讐を図るが、美琴により瞬殺。 通信電波により自身の居場所も瞬時に特定され、システムを乗っ取られたために閉じ込められ、リタイアした。 10月9日の暗部抗争では『避暑地』に潜み、遠隔操作で四足歩行のロボット(T GD)を操り博士のサポートを行っていた。 博士があっさり死に、査楽も一方通行にやられ、『避暑地』から逃走しようとしたが、水攻めをされて閉じ込められてしまう。 ショチトルからも見捨てられたところで『避暑地』の回線のケーブルも切断され、 閉じ込められたことによる「助けは来るのか」、「食料や酸素は持つのか」 という想像からの精神的疲弊に苛まれ、戦線からリタイアした。 その後の動向は不明。 【余談】 体型や顔立ちが媒体によってかなり異なる。 原作では「やや小太り」と描写されていたが、漫画超電磁砲ではかなりのデブ体形となっている。 またアニメ『禁書目録Ⅲ』では細身のイケメンとなり、 アニメ『超電磁砲T』では太めではあるものの、どちらかというと筋肉質な体形で比較的イケメン気味に描かれている。 あまりに見違えていることから、ファンからは「アニメ出演のためライザップで鍛えた」とネタにされている。 「安全だと思っていた所に閉じ込められる」「水が原因で負ける」 など、超電磁砲ではこの先の行方を暗示するかのように十五巻へのオマージュが盛りこまれている。
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【種別】 人名 【元ネタ】 土御門家は、かの有名な安倍晴明の子孫の家系である。 他作品においても陰陽師の名門として登場することは多い。 土御門家 - Wikipedia 【初出】 名前だけなら一巻(79ページ)、初登場は四巻。 【CV】 勝杏里 【解説】 【人物】 【能力・スキル】 【作中での行動】 【口調】 【解説】 上条当麻のクラスメイト・隣人・友人である男子高校生。 上条の日常生活の中で幻想殺しの存在を知る数少ない人物。 陰陽道を極めた魔術師であり、同時にレベル0の能力者。 魔法名は『背中刺す刃(Fallere825)』。 学園都市・イギリス清教などから依頼を請けている多角スパイで、暗部組織『グループ』や必要悪の教会にも所属している。 【人物】 普段は猫ボイスで、口調が軽いことこの上ない。 身長は180cm前後。妙に腕が長いのが特徴で、だらりと下げた手が膝に届くほど。 髪を金髪に染め、冬場でも地肌に直接アロハシャツを着用し、薄い青のサングラスをかけ、首には金の鎖というオマケつき。 上条に言わせれば「童貞を捨てるために無理して金髪に染めて不良ぶっている」らしい。 ちなみにサングラスは初登場時、変装のために使用していただけなのだが、今ではすっかりトレードマーク扱いである。 デルタフォースの一員で、クラスの悪友青髪ピアスと同レベルのオタクでもある。 一四巻ではロリコンである事をカミングアウトしていた。 バニーガールに付いて論じている当麻と青髪ピアスの元に現れ 「にゃー。ひんにゅー白ウサギばんざーい」 と発言し 「こっ、この野郎は何でもペタペタしやがって!!っつかお前はバニーさんには興味なくて、 とにかくロリなら何でもええんやろうが!!」 青髪ピアスが反論したが 「それが真実なんだにゃー、青髪ピアス。この偉大なるロリの前には、バニーガールだの新体操のレオタードだのスク ール水着だの、そういった小さな小さな衣服の属性など消し飛ばされてしまうんだぜい。つまり結論を言うとだな、ロリは 何を着せても似合うのだからバニーガールだってロリが最強という事だにゃーっ!!」 と熱く語っていた。 寮の部屋は上条の隣。ジムに有る様なトレーニング機材があちこちに置いてある。 壁際に二つある本棚の片方はメイド関係の書物で埋まっている。 日常パートでは上条のクラスメイトの1人としてコメディリリーフ的な役割を担うが、 多角スパイの魔術師としてのシリアスな顔も併せ持つ。 科学・魔術の狭間で飛び回り、なんとか戦争を回避させ続けている影の功労者でもある。 学園都市に入ったのは中学生になってからで、それまではロンドンにいたらしい。 それより前から既にイギリス清教のメンバーであり、当時組織に居た日本人は土御門だけだったため、 イギリス清教に入りたてで英語を話せなかった神裂に世話を焼いたりしていたようだ。 本編開始の数年前、イギリス清教の密命で学園都市に潜入を始める。 彼が選ばれたのは、彼以上に潜入に長けた人材が他におらず、 なおかつ彼が了承しなければ魔術と科学のバランスが大きく崩れることが避けられない状況だったためらしい。 地の文では「組織でよくある『出る杭は打たれる』といった意図があったならば、 一笑に付してイギリス清教を出奔しただろう」とされている。 名義上の父兄は土御門冬頭・美秋。 2人ともイギリス清教に属する名だたる家系の陰陽師だったが、元春の潜入のためだけに家名を捨てている。 学園都市統括理事長の正体を暴いた(おそらくは数少ない)人物の一人。 現在はアレイスターの代行者として様々な方面に飛び回り、彼の『プラン』成就を支える立役者ともなっている。 上条の隣人として常に傍にいて監視しており、アレイスターとローラの間に交わされた裏取引の元に魔術サイドの様々な事件に関わらせている。 烏丸府蘭が上里翔流の『コンソール』なら、彼は上条当麻の『コンソール』である。 また暗部に堕ちた一方通行のお目付け役として割り当てられ、彼に学園都市の尖兵としての仕事を指示していた。 そんなシリアスな役の一方で、最大主教に変な日本語を教えたりして遊びも忘れない。 また、上条の周りで起きたインデックスの記憶消去の一件や、三沢塾、絶対能力進化計画といった上条のピンチを把握していながら、 見殺しにしてしまっており、それを謝罪した事がある。しかし、上条は特には気にしていなかった。 ちなみに前の二件で情報収集を行ったのは土御門自身。 魔術が関わる事件が起きた際には土御門から上条に連絡が入り、上条も二つ返事で対処に動く等、全幅の信頼関係が築かれている。 舞夏という義妹がおり、既に手を出してしまっている…らしい。 故にあだ名はシスコン軍曹。 ステイルには「義理の妹にメイド服着せて悶絶している危険人物」という身も蓋もない評を受けていた。 以前に舞夏に着せる為に天使セット(頭の輪っか+白い翼)を購入したが、 「メイドはコスプレじゃねえんダヨ」と一喝され、軍隊仕込みっぽい本気拳で頬骨を打たれたらしい。 三日に一度位は舞夏に肩を揉ませているようだ。他にも膝枕で耳かきについて「……いや、あるんだけどにゃー」とのこと。 舞夏関係はギャグに見えるが、ヴェント侵攻の際には「舞夏を絶対に裏切らない」と独白している。 【能力・スキル】 陰陽博士として最高位であり、特に風水を得意とする天才魔術師。 道教のタオは人に『気』を当てる術式なのに対し、これを土地や世界に応用したのが『風水』。 科学的に言えばガイア論で、世界を一個の生命とした医学のような物。 その中でも黒ノ式(くろのしき)、詳しく言えば『水路作り』が専門だったようで、 水の流れを使った大きな魔方陣によって城や街を守る事ができ、水路を使ってワナを作るのが得意だったようだ。 彼曰く、陰陽師とは、 遠く離れた見えない所からコソコソ式神を打ち、自身の周りに陣を張って姿を隠す。 平安京で陰陽が恐れられたのはその力の強さではなく、 卑怯で陰湿で狡猜で暗殺で反則な『禁忌(うらぎり)』にこそあった...との事。 しかし、学園都市潜入のために能力者になり、魔術使用に大きく制限を受ける。 その代償に得た能力はレベル0の『肉体再生』。 この能力の効果のため何回か魔術を使用しても大丈夫ではあるらしいが、 魔術を使うたび身体に過負荷がかかり、即死する危険を孕んでいるのは変わらない。 新約十二巻では超能力者の魔術使用による副作用について言及があった時、 上条が「よっぽど強過ぎる魔術師を縛り付けるくらいしか利用方法がない」と苦々しく話した事から、 土御門の魔術師としての実力の高さがうかがい知れる。 魔術師としての本領を発揮できないとはいえ、暗部などにも属している事から銃器などの武器の扱いに長けていたり、 死突殺断というオリジナルの体技で戦闘を行う。 身体能力も高く、雲川との戦闘で満身創痍にもかかわらず、命綱なしのフリークライミングで、50階分ほどの高さの壁を登り切ったりもしている。 ある程度喧嘩に馴れている上条から見ても「俺なんかに負けるような弱いヤツじゃない」と言われるほど。 なお魔術を行使する際には折り紙を使って陣を組み立てることが多い。 作中では赤ノ式、黒ノ式、理派四陣、占術円陣などを使用。 他にも折り紙を利用した魔術として結界破壊や防御、水、オレンジの炎を纏った正方形の赤い弾丸なども扱う。 魔術使用時の詠唱がかなり独特である。詳しくは各術式のページを参照。 【作中での行動】 初登場は四巻。ロンドンのウィンザー城出向中に「御使堕し」が発動。結界を張ることでその影響から辛うじて逃れる。 その後神裂と共に「御使堕し」を解決するために神奈川県へ派遣され、上条に自身がイギリス清教のスパイであることを明かす。 翌日上条の実家を訪れた際、部屋中に配置されていたおみやげの配列から上条宅が「御使堕し」の儀式場となっていることに気付き、 魔術で儀式場を上条家ごと破壊することで「御使堕し」の完全発動を食い止める。 十巻。イギリス清教からの指示を受け、大覇星祭のなか上条・ステイルと共にローマ正教に雇われた運び屋オリアナ=トムソンを追跡する。 反動を承知で何度も逆探知魔術を使い、オリアナの位置を突き止めるが、逆にオリアナの奇襲を受ける。 それでも、機転を利かせ「付文玉章(つけぶみたまぶさ)」という通信魔術で神裂を呼び寄せたというハッタリを使うことで、難を逃れる。 その後は「使徒十字」の発動条件を分析し、霊装発動を阻止すべく上条らとオリアナの元へ向かう。 十三巻。天罰術式で街の機能が停止する中、学園都市外周部に待機していたローマ正教の魔術師たちと交戦する。 ヒューズ=カザキリの砲撃を何とか凌ぎ、負傷しながらもその場から離れる。 SS。暗部組織「グループ」のメンバーとなり、一方通行・海原・結標らと学園都市上層部へ反抗するため共闘体制をとるようになる。 十四巻。親船からの依頼を受け、「C文書」を妨害するため上条と共にアビニョンへ向かう。 アビニョン到着後は教皇庁宮殿へと向かい、途中で上条・五和と戦っていた左方のテッラを引かせる。 その後上条らを教皇庁宮殿に向かわせ、自身はデモの鎮圧に現れた学園都市の駆動鎧部隊を食い止める。 十五巻。「グループ」の一員として暗部組織「スクール」「ブロック」と交戦。 一方通行と垣根が交戦する最中に、垣根が所持していたピンセットを奪取するなど抜け目がない。 十七巻。上条にインデックスが招集されていることを告げ、彼とインデックスを催眠ガスで眠らせて空港に置き去りに。 かなり強引に彼らをイギリスへと送り出した。 十九巻。上層部からの指令で学園都市に反旗を翻した暗部組織「迎電部隊」を「グループ」のメンバーと共に殲滅させる。 その後、最重要機密「ドラゴン」の情報を守ろうとする潮岸に襲撃される。 一方通行が親船の助力を得ると、「グループ」と共に潮岸のアジトに乗り込み、外部の敵の足止めを行う。 塩岸を追い詰めドラゴンについて尋ねるが、突如現れた「ドラゴン」によって昏倒させられてしまう。 新約七巻。『人的資源』プロジェクトを調査中、自らの手で舞夏の死を偽装する。 (書類上とはいえ)舞夏を殺害せざるを得ない状況を作った『人的資源』プロジェクトの関係者に静かに激怒、復讐を実行する。 その途上で学園都市潜入の経緯と舞夏との出会い、そして舞夏を愛するようになったきっかけが語られている。 事件終息後、雲川芹亜により『処刑』としてペイント弾を背中から数発撃ちこまれ、川に落下。 新約十一巻。無事生存は確認されたが、雲川から椅子として扱われたりと、かなり屈辱的な仕打ちを受けている模様。 新約十七巻。『人的資源』プロジェクトの件があったことに加え、大熱波やエレメントに対し何の対策も取らなかったことから 潮時と判断し、府蘭の身柄を確保するために現れたアレイスターを銃撃してそのまま府蘭と合流した。 土御門は「こんな怪物野郎があっさり死ぬわけない」「追い詰められているのは俺達の方」と伝えて、唯一逃れる術として、 アレイスターの『計画』の根幹となる上条当麻の元へ向かう。 新約十八巻。府蘭を連れて上条の部屋に上がり込み、アレイスターに関する情報を上条やインデックスらに伝える。 舞夏とともに学園都市外へ亡命することを決めて脱出を図るが、学園都市の外壁を越えようとした際に舞夏に対して呪詛の魔術剣が発動。 術式がアレイスターの手によるものであることを見破り、解呪のため、見送りとして同行していた上条らと窓のないビルに向かう。 描写はないがその後学園都市を脱出したらしく、新約二十二巻リバースで舞夏と南国のリゾート地に到着。 直後、コロンゾンの肉体に転生したアレイスターから、学園都市に戻ることを推奨する内容の暗号通信を受け取った。 「超電磁砲」では第七十九話(アニメではT第18話)で初登場。「禁書目録」メインメンバーのほとんどがゲスト登場した中、遅めのお披露目である。 実はステイルよりも登場が遅い。 舞夏のインディアンポーカーを使った絹旗に蹴られていた。 ギャグ要員として登場、シリアスな面は描かれなかった。 【口調】 普段は語尾に「~にゃー」「~だぜい」「~ですたい」といった感じ。シリアスモードでは遊びのない口調になる。 上条のことは「カミやん」と呼ぶ。 「うにゃーっ!カミやーん、やっと見つけたんだぜーい!」 「『背中刺す刃(Fallere825)』。覚えておけ。それが俺の魔法名だ。」 「これでも土御門さんも色々悪かったなと思ってるんですたい」
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【種別】 書物 【初出】 一巻 【解説】 【写本・偽書】 【原典(オリジン)】 【作中で登場した魔道書一覧】 【備考】 【解説】 魔術の使用方法が記された書物。 力ある魔術師によって作成され、 『原典(オリジン)』とその写本、偽書が存在する。 知識を広める目的で作られるが、記されている『別世界』の常識や法則は善悪に関わらず『現世』にとっては有毒なため、 宗教観念(=宗教防壁)の薄い人間なら目を通しただけで脳を汚染され、発狂もしくは廃人となる。 この『知識の毒』はあまりにも現実世界と乖離した「異世界の知識」と読者の常識との間の齟齬によって発生するため、 少しずつ段階を踏んで理解していけば理論上は汚染を抑えられるらしい。 重要なのは記述の方であるため、石版やタロットなど書物の体裁をしていないものも魔道書に含まれる。 また、聖書を始めとする様々な宗教圏の教典や、伝承・教訓を暗喩するような童話の本も、写本として広義の魔道書に含まれる。 書かれている内容は書物により様々だが、 魔道書を読解した(することが出来た)魔術師が振るう魔術は、より大規模な効果を引き起こす。 また、オーレンツ=トライスのように原典に目を通したことで発狂して事件を引き起こす魔術師も存在する。 そのため原典の管理は厳重であり、大英博物館やバチカンの教皇庁のような大規模施設での封印の他、 一般人の目に触れないよう、イギリス清教では市民図書館にて極秘裏に収集・保全を行っている。 そして、管理と収集の極致とも言えるのが『禁書目録(インデックス)』である。 魔道書を執筆したり、中身を弟子に伝えたりと後進の育成を主とする魔術師は魔導師と呼ばれる。 また各教会組織には、魔術の使用傾向や傾向と対策などを記した「教会のための魔道書」を書くことを専門とする、 隠秘記録官(カンセラリウス)という役職も存在する。 【写本・偽書】 魔道書の偽書や写本。 『原典』の記述を改変・削除、部分的に抽出するなどして毒の純度を落としてあり、 一般的に魔術師はこちらを使って知識や術式を修得する。 反面効力は弱まっており、基本的に高度な術式をそのまま習得する事は出来ない。 また記述を一部抜き出した上で作者によって独自のアレンジを施した物なので、 いくつもの派生が存在し、同一の原典を基としながらも内容が異なるものもザラ。 「知識の純度」もまちまちで、一般人でも読めるものから、限りなく『原典』に近い毒性を持つものもある。 【原典(オリジン)】 偽書や写本の大元となる魔道書。 高純度の知識が内包されていて毒が非常に強く、 強固な宗教防壁を備える優れた魔術師であっても、毒素の汚染を完全に防ぐのは難しい。 その分秘めている力も強いため、読み解ければ強大な魔術を得る事が出来る。 膨大な情報量を誇る魔道書は、複雑な魔法陣と似た性質を持つ。 これは知識を薄められている写本・偽書も例外ではなく、 特に高純度の知識が含まれた『原典』ともなると、記された文字や文章が魔術的記号と化し、 本そのものが一つの超高度・高密度な「自動制御の魔法陣」としても機能する。 基本的に魔法陣を起動するにはスターターとなる「執筆者本人の魔力」が僅かでも必要なのだが、 魔道書を書く魔術師のほとんどは執筆中に自分でも気づかない内に魔力を精製しページに刻み付けてしまうため、条件を満たしてしまう。 逆に言えば「魔力がない執筆者」なら魔法陣を起動せずに書けることになるため、インデックスはその意味でも魔道書の管理者として適任なのである。 こうして魔力を流され完成した原典は、地脈などの自然に存在する微弱な魔術的エネルギーを収集し、 それを何百倍にも増幅して動力源とすることで半永久的に自律稼働する。 原典には記された知識を守るための自己防衛機能が備わっており、書物が自然に風化することはなく、 焼却などで破壊しようとしても決して受け付けず、仮に破壊できたとしても力ある原典ならすぐ再生してしまう。 また自身に対する攻撃や干渉を感知すると、自動的にその実行犯に対し記述に由来した迎撃術式を発動させる。 そのため処分しようとしても迂闊に手が出せず、 魔道書が有する回復機能を空回りさせたり、回復速度を遅延させるなどの封印を施すのがせいぜいと言ったところ。 魔道書へ流れるエネルギーを遮断すればその間は一時的に自動修復ができなくなるが、少しでも取り込めば即座に復活するので現実的ではない。 ただし、上条当麻の『幻想殺し』でなら、『原典』の完全な破壊が可能であるらしい。 逆に中途半端な原典の場合、短時間で勝手に崩壊してしまう。 過去、そういった出来損ないの原典の執筆中に暴走に巻き込まれて死んだ魔術師も多いらしい。 しかし、オリアナ=トムソンの作成する『速記原典』のように、 あえて中途半端な状態のまま利用しているものもある。 オリアナなどの例から分かるように、原典は魔術が記された単なる書物ではなく、 自己防衛機能を上手く利用することで魔術的な機械として使うことが可能。 人間には不可能な作業や演算を代理で行わせるコンピュータのように扱ったり、 敵の攻撃を防御させ自動で迎撃させる兵器のように扱うことも出来る。 原典は「自身の知識をより広める者に協力する」性質を持ち、 場合によっては読んだ魔術師に力を貸すことも、あるいはその逆も起こり得る。 作中でもエツァリを攻撃したテクパトルが、「写本の記述を妨害した」と見なされて自爆する結果となった。 ただ、ここまで極端な結果になったのは、テクパトルが原典の侵食を意図的に遮断し、 原典の知識を広めるどころか、読まずに死蔵していた事もその一因であるらしい。 【作中で登場した魔道書一覧】 ヴェールを脱いだカバラ エイボンの書 Mの書 金烏玉兎集(きんうぎょくとしゅう) 金枝篇(きんしへん) グリモワ断章 黒猫祭祀秘録(くろねこさいしひろく) 暦石(こよみいし) 死者の書 屍食教典儀(ししょくきょうてんぎ) 術士アブラメリンの神聖なる魔術の書 速記原典(ショートハンド) 食人祭祀書(しょくじんさいししょ) 創造の書 ソロモンの大きな鍵 第四の書 テトラビブロス トートタロット 777の書 ネームレス 死霊術書(ネクロノミコン) 秘奥の教義 碑文の欠片 北欧王座(フリズスキャルヴ) ヘルメス文書 法の書 抱朴子(ほうぼくし) クロウリーの書(ムーンチャイルド) 桃太郎 ルーン石碑(せきひ) ソロモンの小さな鍵(レメゲトン) 【備考】 本作においては、「魔『導』書」ではなく「魔『道』書」の表記が用いられている。 誤記に注意されたし。